STAGE3 | 何にもないから何でもできる!

STAGE3

↑わん茶と一緒に撮っておいた、、。

雪がふりました。店も早仕舞い。今年は何回か雪が見れたのでうれしいです。きちんとした暖房器具がないため、朝方震えてましたが、、。 そういえば、久しぶりにポカリスウェットを飲みました。身体によさそうと、アミノ系飲料に振ってたりしたのですが、久々に飲むと、懐かしい味が。遠足で水筒に入っていると、少しずつなくならないよう粘って飲んでいた記憶があります。子供ながらに、建設的。


《3回表》
ふと、同期の人が店内をぐるりと回って教えてくれた。「ここと、ここの照明がきれてるでしょ。あと、このカゴの下、まだ埃がたまっているよ。お客様は、自分達よりも売り場そのものを見る時間が長いから、暗かったり汚れていたりするとすぐ、わかっちゃうんだよね。他のスタッフが作ったレイアウトも電球1つで全然見え方が変わってきちゃうからね。」

「人が気づかないところ」。それは相手の気持ちを考えることで初めて見える部分。だから、自分が空間を提供する以上は、みんなと同じ視点以外にも上を見たり下を見たり、隅々まで見て、おかしなところがないかを探さなければなりません。それができると、お客様のみならず、一緒に働くスタッフもハッピーになります。よく気が利く=気配りができる人間として、信頼も築けますしね。

机の整理、売り場の細かいメンテナンス。仕事もほどよく盗めるようになり、時計の売り場のディスプレイを手伝うことになりました。空いている時間で、雑誌を読んだり他店を調査したりしていたので、きっとうまく手伝えると思ったのですが、予想に反して、もらったアドバイスはセンスや構成以前のものでした。でもそれは、後日の話。

《3回裏》サービス業、小売店では、気配りがやはりスタッフのステータスの中枢になります。「全員が、自分と同じレベルまでくれば、、」と悩むのがマネージャーの常だとお察しします。私の経験では、こればかりは毎日積み上げていくしかないのかなと感じています。やって見せて、理由付けて、やらせてみて、また評価する。どことなくPDCAのサイクルのような作業の繰り返しが必要。だから日ごろオーナーがいない、マネージャーがいない職場は生産性が低くなるのではないでしょうか。放任主義も、最初になすべき基準ができていないと、レベルがまちまちで思わぬ問題が生じることも。王道ってなかなかみつからないものですね。