STAGE7 | 何にもないから何でもできる!

STAGE7

↑しみるー!

最近は昼に出勤して、朝退勤。シャワーを浴びて2・3時間睡眠をとってまた昼に至る。という生活が続いています。すると、身体が果汁を欲するようになりました。小さいころは朝からコーラを飲んだりしていて、親がオレンジジュースなどを摂っているのを見て「こんなすっぱいものを、、」と不思議に思っていましたが、今では「なんで朝からコーラ飲めるんだよ」と過去の自分に疑問をもつ次第です。


《7回表》
発注作業を手がけることに。在庫を確認して、数量を割り出していく。何度かそのやりとりを繰り返しているうちに、悪い癖が出てきました。「この商品、色違いを導入したら売れるかも。」「これはよく品切れになるから、規定よりも多くとっておけばいいな。」

かくして、バックヤードは在庫がかさみ、よく売れていた商品も、売れ行きが滞り、死に在庫になってきてしまいました。その上で、新商材も導入されるという情報が入り、にっちもさっちも行かない状態に。店長がその様子を見て、私を呼びとめ、小一時間の話をすることになりました。

「雑貨は食材とは違って、違うものにはならない。その商品そのもので売らなければならない。加えて、お客様は多い人で月に3~4回いらっしゃる方もいる。そうすると、いくら今売れていても、同じものが並んでいたら、いずれ退屈になってしまうんだ。それは、おまえの想像よりも、ずっと早いよ。」 「あとね、色違いでバリエーションを増やしたようだけど、お客様のニーズでこの色が欲しい。というわけではないよね?そうすると、こちらの都合にもなるけれども、ある程度の選択肢で止めて置かないと、売れない色だけ残ったら、商品変更のときに大変でしょ。全部捨てるわけにはいかないしね。」

『ごめんなさい。売り場に余裕があったので、少しでも売上げを伸ばせればと思って、、、』

「発注で一番大切なのは、【商売】をしている感覚を持つことなんだよ。売上げが上がっても、抱える在庫が多かったら、どうなる?どの商売も一緒で必要なのは、どれだけ少ない在庫で売上げを立てるか、そしてお客様のニーズに答えられるかのセンスを持つことだ。」

それから、発注は細心の注意を払い、一定の期間中にはける在庫を考えるようになりました。発注がそつなく行えるようになったころ。新しい仕事をまかされるようになりました。でも、その仕事は正直私にとっては不満なものでした。それはまた、後日の話。

《7回裏》
「商売している感覚を伝える」発注作業、在庫管理。お金が絡む仕事だけれども、委任できればとてもマネージャーの負担は軽くなります。ただ、気をつけなければならないことが、誰もが最初は、お金に対する執着を身につけていないということを理解しておくことだと思います。

みんな、品切れにしてはいけない。在庫があれば問題ない。と、考えているはずです。ですから、そこにちょっと後押しして「この洗剤1本とるのに、焼き鳥何本売ればいいかね?」とか、「ここの在庫1列でいくらくらい出費したかわかる?じゃあ、●●円は売らないとね」など。わかりやすい形でマメに伝えることが大切です。

私は今でも、雑貨屋の時の癖で、店内在庫はぎりぎりですね(笑) 品切れにしてはいけないので、規定量を張り出してバランスとっています。