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STAGE13

姉の子供が生まれました。4月の上旬という予定だったのですが、いきなり。観賞用の音楽など集めていたのになあ。なにはともあれ、不思議と、すごくうれしいんです。結婚するというときはとりわけ感情はなかったのに。新しい生命が誕生するということに、わくわくしているのかもしれないです。

《13回表》
素直に伝え続けました。自分は思いっきりやりたい。仕事の楽しさは達成感であって欲しいなど。 決して満面の笑顔というわけではないですが、次第にみんなの意識が仕事に向くようになりました。ようやく、スタートラインに立てた気分でした。

しかし、それからまもなく、結果を出せぬ店長は異動に、残されたスタッフも環境が急変したため、退社を選び、、。結局、大洪水が起こったごとく、問題を抱える前の状態に押し戻されました。仕事はしやすくなった。でも、良かったのか悪かったのか、、。

新体制になり、古株に位置するようになった私は、インテリアの売り場を担当するようになり、店舗異動も経験しました。仲間達も方々の店舗へ。 商品の情報、近況、愚痴など、店舗が違えば何もかもが違う。連絡を取り続けているうちに、1つの案件について話すようになりました。

「いつか、この仲間達で、何かやりたいね、、」

2年間。インテリアの世界に身を置き、この業界の仕組みを少し理解した。少しの仲間ができた。そしてたくさんの経験をした。

今の自分に必要なものは何か?

今、自分が学ばなければいけないことは?

自分の可能性を試す舞台は?


もう、この職場ではなかった

「いつか」を現実のものにできるように、私は辞職しました。
キーワードは「経営」。業種は問わない、とにかくリアルに経営を学べる世界に身をおきたい。でも、就職活動はしたことがない。何からはじめようか?

、、 スーツを買いにいきました。

STAGE12

《12回表》
さて、とりあえず状況を見て、明らかに怠惰が見られるところで
一言アドバイスを送ろう。そう決めて仕事をしました。

すると、やはり。いつもどおりレジ周りで井戸端会議が始まる。
やることはいっぱいあるのに、お客様はいっぱいいるのに、
全てが放りっぱなしで談話に花が咲いていました。

勇気を出して、「お客様がいるから、もう少し周りに目を向けて。あと、これもあれも、まだ終わってないよね?」と告げました。

蜘蛛の子を散らすように輪が消え、小さな輪が回りにたくさんできました。
そして不満な顔、顔。

「なんだよー俺かよー!」
と嘆きたくなるような状況でした。だいぶ悪者になっている、、、。
それでも日々、同じようなやりとりをくりかえしていきました。

次第に溝は深まり、会話をすることすら難しい関係に。当の店長は我関せず。
どうしよう。何か、間違ったことを行っているのか自分は?と自信もなくなってきました。妥協して関係を元に戻すのがいいのか。今のスタイルを続けるべきなのか。選択が迫られてきました。そして考えた末の行動は、、、


《12回裏》
「温度差」の整備。
いい人の「いい」には色々な意味がありますね。

人柄がいい。
やさしい。
人がいい。
理解者である。
仕事ができる。
安心できる。
頼れる。
などなど

でも、環境によっては「いい」が障害になることがあります。
しかもそれは、他人にとって。


そう考えると、

自分にとって

今の環境にとって

「いい」とは

どんなスタイルでしょうか。

EXTRASTAGE

「最近の就職活動」

ふと、スタッフの子に最近。

「みんなの自己PR文を添削してほしいんです。」とお願いされる。

文はヒトナリ。匿名でもなんとなく誰の文かがわかってしまう。

みんな自分を取り繕うのに一生懸命な様子だ。

聞けば、情報化社会。いろいろな説明会、就職活動ブログなど、

スケジュールは世間一般のビジネスマンなみ。

なんとなく思うのだが

僕らの世代の「大学受験」に似ている。

そこに行き着くまでのプロセスを楽しみ、ある意味ゲーム感覚で

情報収集、自己研磨にいそしむ

これ、入社してからも勢い保っていけるのかな。

大学みたいに、入ってみたら、、、。という人がたくさんでてきそう。

「アドバイスをください」といわれたが

今のお店の仕事を見てても、一生懸命やる人は自然とうまくいくだろうし

バイトだからと、変に力を出し惜しみする人は、たぶん何やっても本気出すのに時間かかるだろうし。

とりあえず、「バイト、勉強、どんな時間でも、その時間帯で最大限何か得ようと、いつも思っている人はうまくいくと思うよ。」とだけ添えておいた。

検討を祈る。

BONUSSTAGE

↑木村です!ヨロシク

「あれ?この人、、、」

「スーパーサイズミー」騒動から、ファーストフードが視界に入ることが多くなってきた。ふと、店頭のナイスガイを見てみると、、、。

あれ?この人もっとモジャモジャしてなかったっけ?

すごい前からイメチェンしていたらしいけれど、改めて発見して驚く。

なんかこう、5人くらいで歌って踊れるスターに雰囲気が似ているような。

まあ、とりあえず時代は「ロンゲ」ですわ!

STAGE11

税務署にはじめていきました。今日はイベントみたいな盛り上がりでした。
でも本日のアイドルは疲れ果てた眼鏡の物知りさんたち。
明日には、笑顔が戻ることでしょう。締め切り間近!


《11回表》
近頃、店内の様子がおかしい。あの個々のプライドと、高い意識が当たり前だった職場が、一転しました。世間話をしながら、仕事をほうりだすスタッフ。
仕事が残っていても、定時前にあがってしまうスタッフ。それでも、新任は人柄重視で何もしない、、。

「何かがおかしい」そう思ったときには手遅れでした。
お得意様がポツリと「何か変わっちゃったね。残念だよ。」
そんなお言葉をいただくも、事態は平行線。

いつもなら半日で終わる作業も、2・3日さらに後ろに伸びていき、、。
一方で、頃合と見計らって卒業してゆくベテラン達。
問題は雪ダルマ式に膨れ上がっていきました。

「なんとかしよう」心に決めて、重い腰を上げました。
さて、どうやってコンタクトをはかろうか、、
それはまた後日の話。

《11回裏》
「誰がため?」
その場の関係を取り繕うための放任は、店舗管理ではもっとも強い「毒」です。
一度、NOと言えない環境を作っていくと、それが当たり前になってしまいます。

その毒はだんだんと回っていき、、、。
いずれは「制御不能」という末期症状が訪れます。

そして何より、当の本人は、そのスタイルをずっと持ち続け、他の職場に行ったときにも同じ過ちを繰り返すでしょう。うまくいくはずのキャリアステップが、そんな些細なことで崩れ、お互いにハッピーになれません。

だから「誰のため?」をもう一度。店のため、自分のため、だけでは勇気はもてません。だから「彼らの将来のため」と信念を持って接するのが有効だと思います。

STAGE10

自分のタスクを紙に書いたら、、、

24の急務がありました。

「会社」と呼ばれる組織に入って3年。

未だに「要領の良い仕事ぶり」にたどり着いていないんだなと

つくづく思いました。

手帳を、、、変えようかな。




《10回表》
ある日の週末、お客様にこんな質問をされたとスタッフから問い合わせが
きました。「この照明に近いデザインで他のものはないの?」
お安い御用。メーカー商品をくまなく調べていた自分は得意顔でパンフレットをお客様に持って行きます。そして

「6畳ではどれくらいの明るさになりますかね?」
えっ!?と思いました。広い店内、電球だらけ。6畳での明るさなど考えたこともありません。また「電球はこの電球でないとつけられないの?」という質問。

「ただいまオシラベします」とあわててメーカーに問い合わせ。担当者なのに、全然お客様のニーズに応えられていない、つまりは店の信頼を揺るがしかねない失敗をしてしまいました。

それからは、ゲストの立場に立って、何畳向きか、照明の光色は、どれくらい電球が持つか、など日常で必要なうんちくをリストにするようになりました。

月日がたち、店長が異動し、新しいスタッフがたくさん入りました。それに伴い、店内はちょっと首をかしげる状況に、、、でもそれはまた後日の話。

《10回裏》
「お客様にとって必要な知識とは」
例えば、電化製品の小売では、「機能、価格」など。飲食店では「メニューの名前、ボリューム」など。覚えることはいっぱいです。でも、その中でよく見落としがちなのが「ゲストが気になる商品知識」。特に担当でない人は、何で作られているとか、その商品のうんちくとかは、全然知らないものです。
でも、そこを伝える努力をするとしないとでは、店員の質は大きく変わってきます。

だって、ラーメン屋にいって
「このだしうまいね、なに入っているの?」

「わかりません」

秘密ですくらいのフリもなかったら、、、

「おいおい、なに入れてるんだよ!?」
って不安になりますよね。

EXTRA STAGE

ノックダウン!

一昨日の夜から、体調管理ができずにダウンしていました。
今週はほとんど睡眠がとれず、それでも仕事は乗ってくる、、。

久々に倒れたので少々へこんでいます。

そういう時、ふと思ってしまうのが

「人生の限られた時間の中での幸せ、成功とはなんだろう」

ということ。

いろいろな仕事をこなし、新しいフィールドに赴く。

自分がどんどん成長していることに喜びと誇りを持てる。

一方で

周りの友人が車をもって、週末ドライブをしたり、サッカーをしたり、

結婚して、家庭を築いていたり。

100年。もし生きられるとして、

四半世紀が経った今、

「人生を楽しむ」という考え方では、少し偏りすぎてやいないか。

と考えたりします。

全部できれば、言うこと無しなのですが、

今はそのパワーバランスが崩れている。

突っ走り続けている自分に、

少しブレーキを勧めるべきではないか。

自分勝手すぎる生き方に、

多少思い直す機会を与えるべきではないか。

と悩んだりします。

でも、少し体調が良くなると、

それが自分の存在価値だと

改めて奔走するのです。


でも今回は少し学ぼう。

周りの人もハッピーにする生き方を。

自分が納得できるスタイルを。

STAGE9

こんな問題をスタッフに出されました。

3人で1つのホテルに泊まります。1泊15ドル。3人は5ドルずつ
出し合い、部屋に行きました。

その後、支配人が今は5ドルサービスのキャンペーンをやっているのを忘れていたため、ベルボーイに彼らに返金してくれと5ドル渡しました。

ベルボーイは3人では5ドルを割り切れないと、2ドル懐に入れ、3ドルを部屋に持って行きました。

さて、3人は1ドルずつ返してもらったので一人4ドル。4×3人で12ドル。ベルボーイが懐に入れたのは2ドル。それらをあわせても14ドルです。
残りの1ドルは?

これ、昔聞いたことがあって、結局答えは知らないままだったんです。今、考えてみると、すぐに答えることができて、、、。考え方って変わるんだなとしみじみ思いました。


《9回表》
カテゴリー担当、小さなピラミッドで言えばトップになるということ。
それは、もううれしいことでした。ただし、与えられたミッションは、今まで管理してきた、バスグッズでもなく、ステーショナリーでもなく「照明」でした。

ぶっちゃけ、わかりません。実家の電気など、パルックだし、電球の種類すらわかりませんでした。戸惑いながらもまず全商品のチェック。在庫の把握、
メーカーの特定に奔走しました。

いわずもがな、雑貨屋の商品は全てがオリジナルのものではありません。よく「あそこの照明かわいいよね」とか「ここのじゃなきゃやだ」と言う声をうかがいますが、生産のコストを考慮すると、とりわけ照明はメーカーに依存するので、ハンズなどの品揃えが豊富な店に同じものがあるケースは多いです。

そつなく発注、在庫管理、商品問い合わせができる状態をつくることが、自分にとっては最善の方法と判断し、自分なりに「よくやっているな」と酔うほど、その体制作りに尽力しました。

しかし、力のベクトルが少々ずれていた。それはある日の出来事で痛感します。それはまた、後日の話。

《9回裏》
「権限委譲⇒具体的な成果指標を」
1つのセグメントを丸ごと委任する。相当、大きな決断です。相手のこれまでの功績、人柄、スキルを見定めて決定するのが常ですが、「これまで」だけで丸投げするのは、大変危険で、お互いのためになりません。

委任することで、どういう状態になってほしい、してほしいを明確に伝えることが肝要です。それがないと、委任初期のスタートダッシュが、仕事への慣れで終始してしまうのです。

「今、どんな状況だい?」
「はい、だいぶ慣れてきました」

ほしいのは、そういう反応ではないですよね?


BONUSSTAGE

著者: 伊坂 幸太郎
タイトル: 陽気なギャングが地球を回す

ビジネスバッグから、こんな本が。
そういえば、本部でプランニングしている時は電車の中で読んでいたなあ。
ヴィレッジバンガードで見つけた本なのですが、小説が余りわからない私でもすっと入っていける作品でした。個性的なギャング達、テンポのよいストーリ展開、そして粋な言い回し。「ルパン対ホームズ」もどっちが勝ったかわからないくらいの自分がうなずけるのだから、きっと秀作ですわ。


このブログの今後

今でも、日に数人の方にいただいている。真に感謝です。
スタートしてから、断り書きもなく淡々とインテリアの世界にいたころを
綴っていますが、これからの流れとしては、、

インテリアの業界に従事していた時代のアルバイトとしての成長
              ↓
キャリア、スキル無しの状態で、転職したときの成長
              ↓
学びたいことがあるからと、未知の飲食業界に身を投じたこと
              ↓
就任4日で店長になった、地獄の日々。そして飲食業界の真実
              ↓
トレーナー、プランニングプロジェクトに参画することの成長、開発の真実
              ↓
現在の日々の仕事の追っかけ


というスタイルをとるつもりです。もしかしたら皆様に興味を持っていただけるのは、上記の後半のほうかもしれません。でも、すべての事象には段取りが
あって、「何もないから何でもできる」根拠もこの流れに起因します。

後ろに行くほど時間のコマが細かくなると思いますが、日々の追っかけの
記事に行き着くころには、もう少し文章も上手になっているかもしれませんね。今後ともよろしくお願いいたします。

STAGE8

「あの椅子に座りたい!」
部屋の一角にあるとっておきです。仕事がひと段落ついたり、休みの日の
最後にこの椅子に座ってリラックスするのが決まりです。
ただ、最近は、あの椅子に座ることができない、、。なんとか、仕事に目処をつけて、コーヒー牛乳と新しいCDをもって駆け込みたいです。

《8回表》
発注もできた。売り場も構成できた。自分もついに、一つのカテゴリーをまかされるようになるのかな。そう、思っていた矢先、新しくもらった仕事は、バックヤードの管理。全品の在庫やストック状況を把握して、売り漏れがないように管理する仕事でした。周りの人はすぐにカテゴリーの担当者になっているのに、何故自分は裏方に回されるのか。そのときはとても不満でした。

先輩にメールを送って、そんな心情を話すと、不思議そうな文体で返事が返ってきました。「バックヤード管理というのは、なかなかできるものではない。
すぐに担当になるのも一つの手段だけど、全品目を把握しているスタッフなんて、そんなにはいないし、これは逆に重要な仕事を任されたと思うべきなんじゃないの?」

とはいえ、結果裏方だよと、日々口を膨らましていた自分ですが、思いもよらない成長がありました。それは、週末の出来事です。

「ギフトで300人分の注文が来たんだけど、在庫どうなってる!?今日の夜に受け取りにいらっしゃるから、1つ500円で包めるものを探さなきゃ」

毎日、裏方にいる自分には、なんら驚くことではありませんでした。
「バスグッズなら、これとこれが○○個あって、全部で450円。色違いならそろえられます。ステーショナリーは今あるものではペンとノートしか在庫ないので組めません。紅茶が少し在庫過多なので、これと組み合わせて出したら、お客様の要望にも合うしいいと思います。」

あわてていたスタッフが、さらに驚いていました。円滑にラッピングが進み、
夕方には全て準備万端。先輩がふと「役に立っているじゃない?」と
声をかけてくれました。

それから、新しいスタッフがきても「バックヤードを知る者は店を知る」と
口をすっぱくして伝えました。在庫も把握できたことで、ようやくカテゴリー担当に。しかしその担当する分野は、考えていたカテゴリーではなく、さらに努力を要する世界でした。でもそれはまた後日の話。

《8回裏》
「新しい仕事のまかされかた」

以前に、○○だからこの仕事が大切。という伝え方の話をしました。
これに類似するものなのですが、本来、モチベートの高いスタッフほど、
自分が思い描いている仕事と異なるものを与えられたときに、憤りを感じます。そういうとき、私はいつも「仕事の責任の大きさ」を物差しにして
相手に伝えています。どんな仕事でも掘り下げれば専門性が必要になる。
だから、相手のキャパシティにあわせて仕事を掘り下げて依頼します。

すると、「なかなか難しいな」と感じた時点で、職種への不満は緩和されるのです。何でも、勉強。やる気のある人は成長することを拒みません。